千葉県佐倉市といえば城下町として栄えた歴史ある町。
今でも多くの人が足を運ぶ観光地ですが、ここ佐倉市に創業186年の老舗蕎麦屋『川瀬屋』さんがあります。
創業186年といえば天保元年、まだ江戸幕府が存在していた時から営業していた事になります。
当時の江戸幕府のお偉いさんからも贔屓にしてもらっていたそうです。
今回のモノログは歴史ある佐倉の老舗蕎麦屋『川瀬屋』さんを紹介します。
城下町の面影残す蘭学通りに佇む純和風の蕎麦屋
『川瀬屋』は佐倉駅南口より徒歩10分の場所にあります。
『川瀬屋』は蘭学通りという通り沿いにあって江戸時代では蘭学(オランダの医学)を学ぶ医塾や学生が多くこの佐倉で蘭学を学んだのだそうです。
営業時間は細かく分かれており、平日は午前11時〜午後2時、午後5時〜午後7時30分まで。
土・日・祝日は午前11時〜午後3時、午後5時〜午後7時30分まで営業しています。
定休日は月曜日・年末年始・お盆（月曜日が祝祭日の場合は翌火曜）なので事前に確認してから行くようにしましょう。
15台くらい停められる駐車場があります。
天井の高く開放感のある空間
店内は開放感のある空間になっていて席と席の間も広くとられているのでゆったりとくつろげます。
昔ながらの蕎麦屋さんといった感じのイスやテーブル席。
奥にはお座敷席もあるので年配の方でも足を伸ばしてゆったりとくつろげます。
席数もかなりあるのですが、お昼時には行列ができるくらいに混雑します。
お店の入口では職人さんがそば打ちをしている景色が見られます。
ただし、十割蕎麦は完全予約制なので事前に予約が必要です。
蕎麦を中心とした和食メニュー
オススメメニューのせいろ6品。
とり天は大分で結構出されますが、千葉ではあまり見かけないですよね。
先程も紹介しましたが、10割蕎麦を食べるには事前予約が必要なのでいきなり来店してもいただくことはできません。
事前予約がない場合は8割蕎麦での提供になります。
こちらがメインとなるお蕎麦のメニュー
暖かいそば、さらにうどんもあります。
季節限定のメニュー
昔ながらの蕎麦屋でよくある丼もの
法事などでも利用ができるように和食の膳もあります
アルコールメニューもあります。
蕎麦をつまみにお昼からお酒がいただけます。
一品料理も充実。
鴨のローストや野菜のてんぷらなんかもあります。
今回は夏季限定の納豆・めかぶ・とろろ蕎麦(1,100円税別)と鴨南蕎麦(1,350円税別)を注文。
歯切れが良く、コシのある蕎麦がツルツルと喉を通る
納豆・めかぶ・とろろ蕎麦は蕎麦にシンプルに具材がのった品です。
この日は5月なのに陽射しが強かったのですが、こういった食べやすいお蕎麦があると助かります。
薬味のネギとわさびをのせてそばつゆをたっぷりかけてかきこむようにいただきます。
夏バテしてるときにもいいですね！
蕎麦が普通の蕎麦よりも若干太めに切られているのでとろみがからまってズルズルいただけます。
納豆やとろろといったクセのあるものが入っている人は苦手な人が多いかもしれませんが、大変食べやすくあっという間に完食してしまいました。笑
こちらが鴨南蕎麦。
ダシの効いたスープにローストされた鴨のダシが合わさってコクのある味わいです。
こういう時に入っているネギがいい感じに味のバランスを取ってくれるんですよね〜
量もちょうどよくて大変おいしゅうございました。
観光や歴史巡りをした時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
14時くらいにいくとピークタイムが終わって店内も落ち着いているのでオススメです。
